PIE2008特集:がんばる中判たち
マミヤといえば、昔から中判一眼レフカメラの雄ですね。6×7や6×4.5などの中判カメラではペンタックスとともにマミヤは憧憬の的でした。時代はフィルムからデジタルに移り変わり、中判カメラの優位性が薄れてきた今、中判カメラはどこに向かうのでしょうか・・??
この写真は唯一といってよい?中判デジタル一眼レフのマミヤZDです。48mm×36mmというフィルム中判カメラ(6×4.5cmや6×7cm)と比較するとやや小さめの受光素子ですが、それでもいわゆるフルサイズデジタル一眼レフ(36×24mm)と比べるとかなり大きめの画面サイズです。発売からもう2年を経過していますが、マミヤZDの2170万画素はまだまだ輝きを放っています・・。本当によく発売までこぎつけたなあ、とマミヤの開発力にはただ驚くばかりです。
そして驚くことに、そのマミヤZDで開発したデジタルの受光素子部分はZDバックとして、他のマミヤの中判カメラに装着することができます。こちらが、名機マミヤRZ67のフィルムバックの代わりにZDバックを装着したところですね。世界のハッセルブラッドでもそうですが、フィルムバック形式のカメラはこういう応用が利いて、長く使えるのは素晴らしいことですね・・
さらに驚くことにはあの往年の名機種マミヤRB67にも同じようにZDバックが装着できるのです。これには驚きました。マミヤRB67はプロからアマまで、広告からネイチャーフォトまで広く愛用されたカメラですよね。あのペンタックスの67と双璧だったと思いますが、最初の機種が発売された1970年から38年も経過しても、いまでも現役で、しかも最新のデジタルバックを装着できるとは・・。その基本設計の先見性には尊敬してしまいます。
思えば、マミヤが大型デジタルバックの発売にこぎつけたのに対して、ペンタックスの中判カメラは開発中止になったままのようです。ペンタックスはフィルムバック取替え式ではなく固定式であったため、1から作り直しする必要があったことが効いているのかも知れませんね。PIE2008でもペンタックスからは中判デジタルカメラ開発再開のアナウンスはなかったようです。1から作らねばならない膨大な開発費の問題もあるでしょうが、やはりデジタル時代に中判カメラの意義や位置づけが難しくなってきているような気もします・・。マミヤ、がんばってほしいなあ・・。そういえば、ゼンザブロニカってのもあったなあ・・。いいカメラは中判にこそ多いのかもしれませんね・・。
【【【 マミヤイメージングのウェブサイト】】】
http://www.mamiya.co.jp/index.html
注)ペンタックスからは正式に中判デジタル一眼レフ645Dの開発中断が発表されています。再開はあるのでしょうかね・・??
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